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適切な奨学金を見つけることができる検索サービス『Crono My奨学金』β版がリリース

2020.5.21 STARTUP

crono
 
全国の給付型奨学金の検索サービス『Crono My奨学金』のΒ版がリリースされたと発表があった。運営元は株式会社Crono。奨学金には「給付型」と「貸与型」があるが、このサービスでは主に給付型に絞って掲載しており、一部貸与型の案件もあるが、条件による返済免除や給付が組み合わされているものだけが載っているとのこと。
 
【日本初】学生が自分に合った奨学金が5分で見付けられるサービス「Crono My奨学金」 β版リリース(PR TIMES)
 
 
Crono社は2018年7月に設立。代表の高瀛龍氏は慶應義塾大学→アクセンチュアを経て起業。自身も奨学金を借りており、現在も返済中とプロフィールにはある。奨学金の問題で留学を断念したという経緯などをふまえて『Crono』のサービスを着想し、現在に至る。高氏のサービス立ち上げまでのストーリーはキャリアハックをご覧いただければと。
 
800万の奨学金返済に苦しんだ彼が、「企業が肩代わりする奨学金」を立ち上げるまで(キャリアハック)
 
 
奨学金関連のサービスと言えば、10年来のネットウォッチャーは『studygift』を思い出す人もいるだろう。『studygift』は様々な要因でうまくいかなかったが、思想的にはとても共感できるものであったし、意義深いものだと思っている。その当事者である家入一真氏もcrono社外取締役に名を連ねている。


『Crono My奨学金』は現在2,000件の奨学金情報が掲載されているという。「2,000件も給付型奨学金あるのか!」と筆者は驚いたが、日本には12,000件もの給付型奨学金があるという。その中で厳選された2,000件が掲載されているというわけだ。このサービスが20年前にあったなら…。
 
 
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ここからは恒例のポエムなので読み飛ばしていただいて結構です笑
筆者は大学入学にあたっては奨学金を希望していなかった。よくわからなかったとも言える。大学入学直後、1年生の夏休み、突然家庭の経済的環境が悪化し、この先の学費が払えないという状況に陥った。前期の学費を納付しただけだったので、後期の学費をなる早で集めなくてはならない。親戚などを頼りなんとか後期学費は払うことができたが、翌年以降も頼るわけにはいかない。
 
そこで選択肢は3つ。
1.奨学金を貰う
2.自分で稼ぐ
3.大学を退める
 
まずは「1」の可能性を模索した。当時「奨学金」と聞いて唯一名前の知っているとこへ問い合わせたところ「高校3年時の成績が悪いので基準に満たしてないのでNG」という返答。高3の時にもっとちゃんと授業受ければ良かった(高3時の遅刻回数200回)!!とはいえ、今さら過去の成績で云々言われてもな…。しかもそこは貸与型だ。
 
他に奨学金を出してくれるとこを知らなかった(インターネットの無い時代)僕は「2」に挑んだ。約2ヶ月ある春休みに週6で働き前期学費くらい稼いだ。でもそこで思った。「これ、全部学費として差し出さないといけないのか…」「この苦しみをあと5回はしないといけないのか…」などと考えてるうちになんかアホらしくなってきた。その日、僕はそのお金でプレステを買った。そして結果「3」となった。
 
 
あの時、奨学金の情報をもっと知ることができたら人生変わってたかもしれない(変わってないかもしれない)。結果的に大学を中退した結果、現在ある。だから別に後悔はしていないが、人生の選択肢は多い方がいい。