UPSTORY

「起業の良いところは、業界の変化や変動に突っ込んでいけるところ」DiverFront代表 髙野 悠

2017.11.6 STARTUP

若干20歳の高野悠氏が率いるDiverFront社。彼らに出資するSKyland Venturesの木下慶彦氏も大きな期待を寄せている(ように見える)注目の若手起業家ではあるが、彼らが手がけるビジネスは、各地に存在する個人の結婚相談所を中心にネットワークし、集客支援する結婚相談所比較サービス『amore』。なぜ20歳の若者がこの分野に切り込んでいったのか。私にはとても気になるところでした。

 

もともと少子高齢化の解決に重要視していた

 
20歳で結婚系の方面に目を向けたアイディアを考えるのは意外性があってとても動機が気になるのですが、結婚相談所比較サイトのビジネスを始めたきっかけはなんですか?
 
高校三年生の時に出場したビジネスコンテスト(NES)で優勝をして、もらった出資金で起業した。その時にやっていたビジネスが、時給制で高齢者にスマホを教えて収入を得るというものだったんです。
 
もともと少子高齢化の解決に重要視していて、最初に言ったビジネスをやっていたんですが、高齢者ではスマホを教えた時に感じたように、ビジネスの発展が見えなかったので、少子高齢化の少子化に焦点をあてて、現在のビジネスに繋がりました。少子化を解決する第一歩として「結婚」が良いんじゃないかと思って。
 
なるほど。結婚相談所比較サイトを始めたきっかけは理解できました。
 
もともとインターネットサービスはしていなかったので、最初はインターネットになれることが大変でした。スカイランドの木下さんにはインターネットサービスでないと出資できないと言われていたので、課題感を持っていた「少子化」とインターネットを組み合わせていまの「結婚相談所比較サイト」になったという感じです。
 
そうなんですね。ちなみに木下さんとはいつ知り合ったんですか?
 
高校三年時に出場した、ビジネスコンテストで知り合いました。そこからは一年程連絡は取っていなくて、昨年の12月頃にコンタクトを取り出資していただけたという感じです。
 
新たにインターネットを絡めたビジネスを始めたわけですが
 
インターネットビジネスに慣れていなかったので最初はいろいろと難しいところがありました。しばらくやってきて、ようやく感覚的にわかってきた部分もあります。「(これまでやってきたビジネスと比べて)インターネット凄いな」って感じてます。
 
インターネットの業界は若手が突然追い抜いたりするのでとても面白いと思いますね。ベンチャー起業の良いところは、業界の変化や変動に突っ込んでいけるところだと思います。
 
そうですね。
 
業界の変化といえば、社会がインターネットの利用が活発になっているなかで、結婚業界は、特に結婚相談所だとかなりアナログな業界でした。以前まではインターネットを通して結婚した割合は年間で1〜3%程度だったのが、近年では10人に1人の割合になり、去年では9人に1人とインターネットを利用して結婚をするようになりつつあるという実態もあります。社会的な変化がある時にビジネスはグッと伸びると思うんですが、結婚業界ではまさに今その「変化」が起きていると実感しています。
 

 

社長は「これが正しい!」とメンバーを納得させないといけない

 
ところで、チームのメンバーも増えてきていますが、どのような点を重視していますか?
 
理念に共感してくれる人を集めるよう努めています。
 
理念はなんですか?
 
「少子高齢化を解決して日本を前進させる」です。
 
そうなんですね。最後に社長に必要な要素はなんだと思いますか?
 
理念の話もそうですが、やっぱり社長は「これが正しい!」とメンバーを納得させ、ある意味洗脳できるような存在であるべきだと思います。あとは、社長は自分でなんでもやらないことですかね。
 
なるほど。今日はありがとうございました!
 
 
 

髙野 悠(たかの ゆう) @itamae_maguro
1996年11月21日生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部中退。高校生在学中にビジネスコンテストで起業資金をもらい、そのまま勢いで起業したら3年間空振りをし続ける。SkylandVenturesに「板前」と命名されて以来ずっとこのまま。地方の学生などが勝手に住むお陰で一人暮らしがシェアハウスになった。
DiverFront

 
 

インタビュー、テキスト:菊地玲 編集、写真:大柴貴紀